アスペルガー症候群の人が仕事で困ること

アスペルガー症候群の方が仕事をするうえで困ることが、曖昧な指示や表現の理解です。アスペルガー症候群の症状がある人は、上司や先輩から曖昧な指示や表現をされると上手く飲み込めないことがあります。普通の人が理解できる会話であったとしても、アスペルガー症候群の人であると、その言葉の意味が理解できないため対応が困難になります。

曖昧な表現の例としては、「あれ、これ、それ、あそこ」などの名詞や、「こんなもの、あんなもの」などの比喩的な表現が挙げられます。相手からの指示が分からないため、質問しようにもできません。また、相手からそのことについて問い詰められても、何が分かっていないのかも分からないことが多いため、それ以上先に進むことができません。

そして、常に相手からの指示を待つという受動型の人間になりがちなのも特徴です。上司や先輩からの指示が分かれば自分で仕事をすることは可能なのですが、相手からの指示を理解できないので、積極的に進めることができないことがあります。そのため、他のスタッフが忙しそうに仕事をしていたとしても、それを手伝おうとしなかったり、共同作業に参加しなかったりなど、仕事に色々と支障を生ずることが増えてきます。